K-POPファンから聞いた『サイン会とお金の話』

K-POPファンから聞いた『サイン会とお金の話』

先日K-POPの某グループのファンでかなりの頻度でサイン会に参加をしているという方から『サイン会とお金の話』について色々伺いました。今回の方は20代で学生ではなく働いている方です。遠目の写真のみ許可を頂きました。

CD代を浮かせるために

これが一番の出費であり、なかなか計算しづらい部分です。今回ファンの方から聞いたCD代を浮かせる方法として、CDは極力全てメルカリやヤフオクで売るとのことでした。例えば1枚1800〜2000円で購入したCDだったとして、メルカリなどでは1000円である程度の数まで売れます。そうすることで運が良ければ半額くらいまでキャッシュバックできるとのこと。ただしこれには条件があり…

1.人気グループであること
2.速攻でフリマアプリで販売すること
3.特典アイテムが揃っているとなお良し

だそうです。彼女のようにCDをメルカリで売ろうとする人は当然多いため、韓国のサイン会で購入したCDをいかに早く売るか?というのがポイントらしいです。今回話を伺った彼女も基本的には代行会社を使ってサイン会の応募をするのですが、代行さんによってはなかなかCDを送ってくれないところもあるためその点は要注意だそうです。

出し惜しみをしない

またサイン会に当選するコツとして、ボーダーを予想するのは大切だけど、出し惜しみをしてはいけないとのことでした。出し惜しみをした結果サイン会に落選したのではそもそもCDを大量に購入した全く意味がなく、しかも出し惜しみしたことをずっと後悔をしてしまうため、自分が思う安全ラインよりもさらに数枚購入するそうです。

旅費を浮かせるために

サイン会の当選はとても喜ばしいことですが、旅費がかかりますよね。最近ではLCCのおかげで随分安くなりましたが、それでも結構な価格です。

彼女曰く、サイン会は突然開催され、休みも合わせなければならない状況のため、そもそも飛行機を選択する余地が少なく、航空費はかかってしまうのは仕方ないとのこと。そのため現地での日程や過ごし方を気をつけるそうです。理想は日帰りで日本に帰ることですが、それがなかなかできないため、現地で宿泊する場合はゲストハウスで、食事はそもそも日本で過ごすよりも安いため、そこまで気にしないそうです。

カメラ代を浮かせるために

K-POPイベントには必ずいる、韓国では大砲と呼ばれるあの大きな一眼レフカメラ。

見るからに性能が良さそうというのは素人目に見てもなんとなく分かりますよね。韓国は肖像権の概念が薄く、アイドルに限らず芸能人はバンバン撮られます。そんな文化からかK-POPファンは結構カメラに詳しい方が多いです。

さてこの『大砲』と呼ばれるカメラとレンズ、合わせていくらするのかというとフルサイズ一眼レフカメラで12〜24万円、レンズは10〜20万円ほど。(一眼レフカメラってカメラとレンズがバラバラなのです。)ピンキリで良いものは手ブレを抑えてくれたり、明るく明瞭に写してくれるような違いがあります。このように高価なためなかなか購入しづらいです。今回お会いしたファンの方は写真も撮る派でしたので、カメラについてお聞きしました。

彼女の場合、カメラはそこまで高いものを持っているわけでなく、レンズをレンタルを使用しているとのこと。カメラやレンズのレンタル屋さんは多く、カメラとレンズのセットであっても数千円で貸してくれるそうです。ただし高級なカメラの場合、操作性が難しいため、元々ある程度カメラができないと使い物にならないとのこと。

今回K-POPのサイン会に頻繁に参加するファンの方から様々な情報を頂きました。彼女の話を聞くに、サイン会はお金を出さなきゃいけないところと節約できる部分のメリハリが大切のようです。

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